愛知県で人気のサーフィンエリアである、田原町の伊良湖と南知多の海水浴場。
初めて愛知県でサーフィンをする人にも分かりやすく、2つのエリアの基本情報をまとめ!!
初心者向きのポイント、各ポイントのアクセス方法や駐車場の場所、シャワーやトイレがあるかないか、各ポイントで感じるローカルルールなど実際に調査してきました!
私も大好きな愛知の海が大好き♡ ぜひ愛知でのサーフィンライフを・・・Let’s start‼
愛知県内でサーフィンが出来る2つのエリア
愛知県内でサーフィンが出来る主なエリアは2つ!
1・渥美半島・豊橋市田原町の伊良湖エリア(年中可能・特に春~秋)
2・知多郡南知多・内海エリア(気象により可能)
伊良湖エリアのサーフポイン
- ロングビーチ
- ロコビーチ
- 全日本ポイント
- 新日本ポイント
- 先端ポイント
この5カ所のポイントは道や駐車場も比較的整備もされていて初心者や初めて伊良湖でサーフィンをする方でもアクセスしやすい場所として紹介します。
※伊良湖のサーフポイントは細かく数えると多数ありますが、この記事ではこの5カ所を厳選。
南知多エリアのサーフポイント
南知多エリアのサーフポイントは内海海水浴場一帯になります。
内海海水浴場には、千鳥ヶ浜~東浜~西浜~山海 と4つの海水浴場があります。
夏は遊泳区域として人気があり、南知多IC付近からの案内看板で初めて訪れる方でもアクセスは簡単です。
サーファーはこの広領域で波のある所にそれぞれ散らばっているという印象。
この4つのビーチの中でも山海(やまみ)海水浴場は、サーフィンエリアと遊泳エリアが仕切られていたりと、初めて内海でサーフィンを行う方にも安心です。
内海海水浴場全体の海岸幅は約4キロほどで、千鳥ヶ浜海水浴場から、一番端の山海海水浴場までは車で10分程度です。
2つのエリアの違いは?
愛知県のメイン【伊良湖エリア】は外海(そとうみ)に位置している為、おおよそ一年中サーフィンの出来る波がある場所です。その為、遊泳も禁止しています。
逆に【南知多エリア】は内海(うちうみ)に位置するため、実はサーフィンが出来ると言っても、台風シーズン以外は波がほとんどなく、基本的には一年中穏やかな海です。夏季は遊泳場としてオープンします。
外海である伊良湖は台風など、風の影響をとても受けやすく、その度にクローズになりがちです。
その様な時に、内海の南知多エリアにはサーフィンが出来る波が立つので、大勢のサーファーが知多エリアへ波を求めて集まってきます。
愛知県で初心者で向きのサーフポイント4カ所
まずは、2つのエリアの中から初心者向きのポイントを紹介していきます。
南知多エリアで初心者向きのポイント
知多エリアの内海海水浴場は、すべて初心者向き。
ですが、「今日サーフィンに行こう!」と思った時に気象によっては、波が無い場合が…。
実際に台風が近づいている日にしか、サーフィンに向かないエリアです。
タイミングさえ合えば潮の流れも少なく広く遠浅になっているので、アウトに出るのも楽で、長めのライディングがしやすく、また仮に台風が接近していても波のパワーは弱め。
ショアブレイクでのテイクオフ練習や、まだパドリング力が無い方にとっては、比較的安全に練習が出来ることから超初心者にはおすすめの場所です。
台風の影響で伊良湖がクローズになっている時にこそ行ってみると、サーフィンが出来ることが多いです。
ただし、伊良湖がクローズになると、かなりの人数のサーファーが集まって来ます。込み合っていてる時は初心者が多い分、衝突などには十分気を付けましょう。
伊良湖エリアで初心者向きのポイント
伊良湖での初心者向きなポイントとしては、3カ所あります。
- ロコビーチ
- 新日本ポイント
- 全日本ポイント
この3カ所は、隣接しているポイントで、特に、全日本と新日本のポイントではショップの体験スクールなどもよく見かけるポイントです。
初心者向きの理由としては、比較的シートボードもロングーボードでも楽しめる、分厚めの波が立ちやすく、ボトムはサンドで、サーフィンが出来る範囲も広めです。
ですが、このポイントも日によっては危険が伴います。風の影響も受けやすく、日によっては面がジャンクになりやすいです。
潮の流れ(カレント)も速く、あっという間に流されてしまうので、海に入る前にコンディションのチェックは必須。
①ロコビーチ
ロングボーダーに人気のポイント。
右側の堤防が風を比較的防いでくれています。堤防に向かってグーフィーの波も立ちます。
注意点は潮の流れが堤防の方に向いているため、堤防脇で練習していると知らないうちに堤防に近づいてしまうので、初心者は気を付けてください。
②全日本ポイント
ロングからショートまで大勢の人が集まるポイント。
比較的厚めの波が特徴です。まだテイクオフがしっかりできない初心者の方は、正面のテトラ前がおすすめです。
テトラのおかげで、少しパワーが軽減されるのでパドリングでアウトになかなか出れない時に、波の立つ場所まで歩いて行けます。
テイクオフの練習にちょうどいい波が発生するので、ショップの体験スクールもテトラ前で行っているのをよく見かけます。
また、正面からアウトに出るのがまだ難しいと感じたら、テトラ前から回ってアウトに向かうと出やすいです。
注意点は、日によっては胸~肩以上の初心者には大きいと思う波も立つ事。
波のチェックは岡の上からする人が多いのですが、実際に入ってみると初心者がアウトに出るのがきつい場合があります。
③新日ポイント
全日本ポイントと並んで、ロングからショートまで大勢の人が集まっています。
時にきれいな三角波が出来ることも。全日本ポイントより、初心者の人数は平均して多い気がします。
伊良湖の中では、初心者と言えば新日ポイントかもしれません。ただし、自然相手なので一概には言えません。
注意する点は、風が強く影響して面が荒れてくることがあります。
カレントもかなり強いので、あっという間に流されてしまう事があります。正面奥に大きな岩があり、ハイタイド時に隠れて見えないときもあるので、気を付けて下さい。
愛知県で中・上級者向きのサーフポイント2カ所
南知多エリアには上級者向きのポイントはありませんが、伊良湖には中~上級者向きのポイントが2カ所あります。
全国大会が行われる『ロングビーチ』と、ボトムがリーフの『先端ポイント』です。
・ロングビーチ
サーフィンの大会の会場にもなる伊良湖のメジャーポイント、ロングビーチ。
沖に向かって左の岩付近は上級の腕前のサーファーをよく見かけます。
このポイントに初心者が絶対に入れないということはなく、日によっては初心者でも可能なコンディションもあります。
ただ、やはり注意点も多くなるため、初心者は色々と気を付けた方が良いポイントになります。
特に岩場周辺はローカルサーファーも多く、初心者はあまり見受けられません。
注意点は、岩の方向に潮が流れているため、知らないうちに岩の方に寄って行ってしまいがちという点。
波待ちしてる知らない間に岩場側まで来てしまい、セットが思った以上に大きかった・・・という事にもなりかねません。
・先端ポイント
先端ポイントは、伊良湖の一番端の伊良湖岬方面にあります。
地形はリーフです。
東風のオフショアが特徴。岩場が多くあり、初心者が怪我をしやすいポイントで、右側のテトラに向かう潮の流れがきつめです。
ある程度の技術が無いと、流されてテトラに衝突する事故を招きますので、要注意です。
各ポイント共通の注意点
春~秋のハイシーズンは非常に混雑するので、ボードの衝突や波の譲り合いに注意しないとトラブルになりやすいので気を付けましょう。
各ポイントへのアクセス方法・駐車場情報
伊良湖エリア、南知多エリアの車でのアクセス方法です。
伊良湖エリアはさらにポイント別でご紹介します。
伊良湖エリアのアクセス方法・駐車場情報
伊良湖方面に向かうには、大阪方面・名古屋方面共に音羽蒲郡ICで下車、1号線経由で赤羽方面国道42号線へ。
ポイント別の細かい道案内や駐車場の場所などは下記を参照してください。
↓ ↓ ↓
【国道42号線沿い】『ロングビーチ北信号機』または、そのひとつ先の『大石交差点』かその先の『田原市赤羽市民センター交差点』(角にファミリーマート)を左折し、道なりに進みます。
駐車場は小さいものが2カ所ありますが、常に満車のためほとんどのサーファーが海側の道路にずらりと駐車しています。
停める際は、はみだしや逆走に気を付けて下さい。
Googleナビ設定【太平洋ロングビーチ】
【国道42号線沿い】ロングビーチの少し先、国道42号線左手側に、船がたくさん並んでいるマリンシステム藤井造船がある直前の脇道を左折。
すぐに道の駅赤羽ロコステーションの看板が見えます。
ポイントは道の駅の奥すぐ。
駐車場は、道の駅から奥に進んだ場所にあります。割と台数はありますので、ハイシーズンでなければ停めれることが多いです。
Googleナビ設定【道の駅赤羽】
【国道42号線沿い】ロコビーチのすぐ隣で、国道42号線沿いの『赤羽港交差点』を左折。港センターの広場が駐車場になっています。
他のポイントと違い波のコンディションを見るために、ビーチの方へ少し歩いていく必要があります。
駐車場が満車で、波チェックだけの場合もサーファーが路上駐車をするのは絶対に禁止です。
ビーチに近い道にローカルオンリーと書かれたところがありますが、海に近い方が良くてもビジターはそちらには停められません。
また、車から離れるので、サーフィン中の車上荒らしに注意してください。
Googleナビ設定【港センター】
伊良湖・新日本ポイント
【国道42号線沿い】国道42号線沿いの『若見交差点』を左折しビーチ方面へ。
交差点にスーパー《まるわか》と自動販売機が何台か並んでいるので曲がる場所の目安にしてください。
道なりに行くと、トイレのある駐車場が見えます。駐車スペースはさほどありません。
その駐車場(正面は海)を左折すると、もうひとつ駐車場があります。行き過ぎると全日本ポイントに戻る形になります。
Googleナビ設定【新日本ポイント】
先端ポイントは国道42号線を伊良湖岬方面に進み、『伊良湖港入口交差点』まで来たら左折です。
右手に道の駅伊良湖クリスタルポルトと駐車場がありますが、もう少しまっすぐ進むと海の前にトイレと駐車場があります。
Googleナビ設定【道の駅伊良湖クリスタルポルト】
南知多エリアのアクセス方法・駐車場情報
南知多ICを下車、南知多インター交差点を左折し52号線に入り直進。 内海北交差点を左折、内海交差点を左折、道なりに進んで海岸線へ行き《内海海水浴場》へ。
内海海水浴場は海岸沿い247号線を東に進んで行くと、順に各海水浴場があります。
波の状況をチェックして好きなポイントで入ると良いです。
駐車場は各ビーチ(海水浴場)にあります。
各公共駐車場は1日1000円(夏季の土日祝は1500円)です。(オフシーズン無料)
伊良湖・南知多のサーフポイント シャワーとトイレの場所
トイレとシャワーの場所の案内です。
サーフィンをしないご友人やご家族と一緒に来られる際にも、トイレの場所が分かっていれば安心です。
伊良湖【シャワー・トイレ】情報
シャワー トイレ
ロングビーチ 〇・公共用 又は
・ファミマ田原赤羽LB店🄿〇・公共用
ロコビーチ 〇・公共用 〇・公共用
全日本ポイント 〇 ・🄿横のショップ 〇・公共用
新日本ポイント なし 〇・公共用
先端ポイント なし 〇・公共用
南知多【シャワー・トイレ】情報
南知多エリアの内海海水浴場の各ビーチには、駐車場に公共用のトイレがあります。
シャワーは夏季は海の家で使用できますが、オフシーズンはクローズしています。
このエリアはビーチ向かいに宿泊施設が多くあるので、帰りに食事や休憩に立ち寄るのもおすすめです。
気になる『ローカルルール』のあれこれは?
『ローカルルール』と聞くと、ビジターに対して厳しいなど、マイナスイメージで語られる事もありますが、実際守った方がよいルールは、こんな感じ。
- ゴミのポイ捨て
- 違反駐車場
- 騒音迷惑行為
- 水道水の使い過ぎ
- 海での危険行為
- ピークを独占しない
伊良湖エリアのローカルルールは?
伊良湖には、ローカル以外駐車場禁止ゾーンの立て札があり、ビジターは駐車できない場所があります。
また一般の通行の妨げになる場所に路駐していると、きびしく注意されてしまいます(汗)
各ポイントには誰でも停めて良い駐車場が整備されているところが多いのでそちらを利用してください。
バーベキューなど火の気も禁止!近くにBBQが出来るお店などもありますので利用してみましょう!
伊良湖のローカルさんは、比較的みなさん優しく接してくれます!基本的なルールを守れば初心者でも安心してサーフィンを楽しめます。
また、地元の漁師さんの私有物は触れてはいけない、航路を妨げる場所でのサーフィンは禁止。
現地の禁止事項や注意事項は日本サーフィン連盟【NSA愛知支部】公式サイトで更新されています。
【南知多エリアのローカルルールは?】
夏は海水浴場として観光客が集まることもあり、ビジターに対して特定ルールの様なものはあまり感じた事はありません。
ゴミの持ち帰りや一般常識的なルールは守りましょう。
愛知のサーフィンエリアガイド まとめ
愛知県のサーフポイントはシャワーやトイレも比較的整備されていて、特に女性にはありがたいスポットばかりで!
初心者はポイント近くのショップで初心者レッスンから始めるのもおすすめです。
今年こそは、伊良湖や南知多のサーフィンエリアでサーフィンに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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